「ドライバー認定制度」運転の魅力を深めよう
「知り合いからの紹介で面接したが、中型免許を持っていなかったので断るしかなかった」と話すのは、神奈川県で食品輸送を展開する事業者。面接に来た若者は免許を取ったばかりだ。
中型免許制度によって採用に困難が生じている中で、「プロドライバー認定制度」が必要という声もある。たまに自家用車を運転する技術と、何十年間も無事故でトラックを運転する技術はレベルが違う。
ある大手運送会社の元教育担当者は、「休みの日は、なるべく自家用車を運転しない」という。運転中は何万回も安全確認をするため疲れるからだ。こうしたプロの運転技術は、一般的な運転者とは一線を画するもの。
さらに最近はエコドライブ技術も求められるようになり、燃料消費の少ない安全運転が求められている。その違いを明確にするために「プロドライバー認定制度があっても、いいのではないか」というのだ。
エコドライブについては、研修受講者に「エコドライブマスター」などの終了証が授けられるようになった。同様に「プロドライバーマイスター」などの認定制度を設け、プロとしての認識を新たにする機会を設けてもいいのではという意見もある。
たとえばペーパーテスト合格、運送事業経営者の推薦、荷主担当者の推薦状など得ることを条件に、高いレベルのドライバーとして認定する制度だ。
こうした業界認定のプロドライバーが活躍することで、トラックを運転する魅力が増すのではないか。
(情報提供元:株式会社物流産業新聞社)
